命と触れ合う

こども園では、生き物を飼育する体験をしています。

バケツの中を覗き込んでいるのは、たんぽぽ組さん。

朝からちょっと興奮気味の子ども達・・・。

『 シーッ。あのね、メダカの赤ちゃんが産まれたんだよ。 』


実は、何日か前に水草に小さな卵を産んでいたんです。

そして、今朝バケツの中に小さな小さな命が誕生していました!!

♫ めだかの学校は 川の中から そーっと覗いてみてごらん~ ♫

の歌のごとく 神聖な瞬間を静かに見守るたんぽぽ組さんでした☆



こちらは、カブトムシの飼育ケースに集まっているひまわり組の子ども達。

写真や図鑑と見比べて、成長の過程を毎日観察しています。

雨が降らない飼育環境では、『霧吹き』が必要。

『 カブトムシさん、気持ちいい? 』

順番にカブトムシに声をかけながら シュッシュッシュッ。




ゆり組さんは、クワガタを観察中。


『 わぁ~!!こっちみてるよ。 』

『 触覚が動いてるよ。 』

飼育は、子どもたちが、命の大切さに気付く良い機会になります。

生命の不思議さや尊さに気付き、身近な動植物への接し方を考え、命ある

ものとしていたわり、大切にする気持ちをもって関わるようになってほし

いと思っています。

先月23日。雨の降るちょっと肌寒い朝。

世界的な人気絵本作家 エリック・カールさんが91歳で亡くなりました。

エリックさんの描いた絵本は、生き物の変化や生命の営みについて自然に

知ることができる作品が多いんです。そして、華やかで多彩な色彩が印象的な

絵本は、今モノクロな空気に覆われている世の中だからこそ輝いて見えるのか

もしれません。

【 はらぺこあおむし 】は、春日こども園の子ども達にも大人気の絵本です。

機会がありましたら、ぜひ手に取ってみてください。

 

2021年06月03日